オフィスからの眺め
カナダってどんなところ？
カナダはアメリカ合衆国（以下米国）と隣り合わせの国で北アメリカ大陸に位置し、米国の影響を強く受けています。人口は約4千万人です（2021年現在）。カナダの建国日は、1867年７月1日で米国の独立記念日の1776年７月4日から凡そ100年後となります。公用語は英語とフランス語です。ただし、ケベック州と一部の地域を除いては英語が主要言語となりフランス語はあまり通じません。私が住んでいるメトロバンクーバー（バンクーバーとその近郊の都市）は、中国系の人が多く、英語の次に中国語が話されています。地域によっては、「ここは中国？」って思うことも。特に、最初の会社は住民の55%が中国人の地域（リッチモンド市）にあったので、周辺の市場からは漢方薬の匂いがプンプンしていました。 また、西海岸に位置するバンクーバーは、毎年、様々なリサーチで世界一住みたい都市、および世界一美しい都市の上位にランクされていて、実際に自然が豊かで美しく住みやすいです。バンクーバーの中心部からは海や山に簡単にアクセスでき、都会に住みながらも自然を身近に感じることができます。特に春から夏にかけては様々なアウトドアーが楽しめ、湿気も少なく快適な日が多いです。ただ、秋から冬は雨が多く憂鬱な気分に。
文化
またカナダは、メルティングポットと呼ばれていて様々な人種、民族がお互いの文化を尊重しながら生活しています。もちろん差別が全くないわけではありませんし、政府と先住民との確執は大きく今も両者の間で、様々な話し合いが行われています。ただ、色々な要素を考慮すると総合的に見てカナダは差別が比較的少なく、自然も身近に感じられ福祉も整っていて（カナダ国民と永住権保持者の医療費は無料）住みやすい国としては、かなりランクが上になるのではないでしょうか。
カナダの英語：
アメリカ英語とイギリス英語の真ん中を取ったような英語で、聞き取りやすいです。また、初めて旅行に来た時、観光地で出会った人達が、嫌そうな顔をせず、たどたどしい英語を一生懸命聞いてくれたことに感激したのを覚えています。それもカナダへの移住を決意したきっかけです。